2009年10月27日火曜日

噛めば噛むほど痩せやすい?

ヒトは脳から太るを読みました。
この本の中に、
ラットに
1)固形飼料:堅くて少しずつかじりながらゆっくり食べる
2)固形飼料を粉末にして、水を加えて団子状にしたもの
:柔らかいので、少ない咀嚼回数で早く食べてしまう
の2種類のエサを与えて、
血糖値の上昇を調べた実験の話が登場します。

どちらがすぐに血糖値が上がると思われますか??
私は当然、2)のほうが、血糖値が上がりやすいと思いました。
ところが、なんと!
1)の方が、血糖値の上昇が大きいのだそうです。
とても意外な結果ですが、
この本では、
ドロドロになったものの場合、
消化管が、がんばって消化吸収しなくても良いと判断して、
消化吸収能力を高めないからではないか、
と、推測されていました。

良く噛んで食べると、痩せやすいといいますが、
良く噛むことで、食べ物をドロドロにして、
消化管に手抜きさせることで、
二重、三重に効果がある、ということなんですね!
もちろん、ラットの実験結果を、
即、人間様に当てはめるのは早計ではありますが、
噛むことの効用をより強く、印象づけられました。

私は、仕事柄、早食いがしっかと身についていますが、
やはり、絶対に改めなければならないのだと、
しみじみ思いました。


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