2005年12月20日火曜日

運動誘発性喘息

運動誘発性喘息
って、ご存じですか?
私は、つい最近まで、
自分がこれに該当する人間だとは、
思ってもいませんでした。

先日、朝からものすごく寒く、
例によって、早起き苦手の私は、
お弁当を詰め込んだあと、
温かいお茶をステンレスポットに準備していて、
いつもより家を出る時間が遅くなってしまいました。

最近、プチジョギングで鍛えてるし、
ちょっとぐらい大丈夫、と、過信していた私は、
職場に向かう坂道を、
とっとと走って行きました。
時間にして5分くらい。
もちろん、ウォームアップ無し。

すると、なんと、職場についてしばらくしてから、
ごほんごほんと、咳が止まらなくなってしまったのです。
のど飴をなめつづけても、
気管のあたりに違和感が続き、
午前中の間ず~っと、気分がすぐれませんでした。
思うに、気道の過敏性の増した状態、
すなわち、喘息の状態になっていたんですね。

プチジョギングで、そのような状態になることは、
全くありません。
まず、ウォーキングで十分体を温めてから走っているので、
ウォーミングアップが出来ているのだと思います。
ウォーミングアップの重要性を、
ひしひしと感じました。

そこで振り返って考えてみると、
小学校・中学校時代、
冬場のマラソンの授業。
走ると必ず、私は、
ひゅーひゅーぜーぜーと、
息をしていたのです。
私の呼吸音のすさまじさに、
周囲の友人が振り返るほどでした。
しかし、私自身は、運動すると、必ずそうなるので、
それが異常だとは思わず、
そういうものだと思っていたのです。

今から考えると、
私は運動誘発性喘息を起こしていた訳です。
運動がきつくて、体育が苦手だったのは、
必ずしも、私がおでぶちゃんで、
運動不足だったからだけではなくて、
もともと、そういう素因があったのだということを、
今になって思い知りました。

体質改善は重要だと、
しみじみ思う昨今です。

それから、運動を指導する立場にあるかたへ。
私のように、大事に至るほどではないにしろ、
喘息の気があって、
そのために運動が苦手だ、という子供は、
今の時代は、昔よりもっと大勢いると思うのです。
子供が喘息かも、と言われると、
むっとされる親御さんもおられるかもしれませんが、
運動後に、ひゅーひゅーぜーぜーなっている子供がいたら、
単に「運動不足だ、もっと頑張れ」
というだけではなくて、
運動誘発性喘息の可能性を考えて、
親御さんにそれを伝え、
体質改善や根本的治療、
場合によっては病院の受診など、
考慮する必要があると思います。

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2 件のコメント:

  1. 私は子供の頃、ハナタレでした。
    鼻炎というのでしょうか。
    いつもいつも鼻水がたれてきて、非常に辛い思いをしていました。
    中学から高校にかけて、どういうわけか症状が軽くなっていきましたが。
    恐らく成長と共に体質が変わった、というのが可能性が高いかな。

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  2. ��はんなりさん*
    歳とともに、体質は変わるものですね。
    喘息は子供の病気のようですが、
    オトナになって発症する方もおられるし。
    ��自分がそれではないことを、
    ちょっとだけ祈ってます)。

    返信削除