日経おとなのOFF
低血糖症などとあるので、
食べなさすぎの話かと思いきや。
糖質(炭水化物)の取りすぎによって、
血糖が急上昇するために、
血糖を下げるホルモンがたくさん出て、
その結果として血糖が急降下してしまって、
低血糖になったり血糖が乱高下する、
というお話のようです。
そこのどこが「うつ」に関連するかというと、
本来、血糖値はホルモンにより一定の範囲に調整されている。
血糖値が安定していると、精神状態も安定し、
やる気や集中力のあるプラスの感情が自然に湧いてくる。
反対に血糖値が安定しないと、イライラや不安を感じたり、
急に眠気が襲ったり……と、うつと診断されるような症状が出る。
ということなのだそうです。
お勧めとしては、
血糖を急上昇させないように、
糖質控えめにして、
食べる順序をお野菜や魚、肉などの
食物繊維やたんぱく質から食べるようにすると、
糖質の吸収がゆるやかになるので、
血糖の急上昇を防げるとのこと。
これって、もちろん、ダイエットにも応用できますし、
ダイエット時のイライラ対策にもつながりそうな話題ですね!
性懲りも無く、まだ、ブログランキングに登録しています。
↓よろしかったら応援クリックをお願いいたします<(_ _)>
記事の後半 何をするべきか を コピペしておきます。
返信削除こんな人は、低血糖症を疑うべき
□ 夜よく眠れず、日中に急に眠くなる
□ 砂糖入りの食べ物、菓子を頻繁に食べる
□ 炭水化物を取らないと落ち着かない
□ 中性脂肪の数値が高くなってきた
□ 食事を変えていないのに太ってきた
□ 年々疲れやすくなっている
□ ぐっすり眠れず、目覚めが悪い
□ 肉や魚をあまり食べていない
■まずは糖質を控えるべき 変化はすぐ感じられる
要は、血糖値を急に上げないような食生活を送ればいいのだが、現在の食環境はそれに逆行している。白米やパン、パスタなどの糖質は肉や魚に比べると安価で、手早くおなかを満たせる。「厚生労働省は食事全体の6割は糖質を取れと基準を出していますが、これは多過ぎます。なかには9割近く糖質を取っている人もいる」と溝口さんは指摘する。
精製された白米や、小麦粉を使った真っ白なパンは吸収がよ過ぎて、血糖値が上がるスピードも速い。なかでも象徴的なのが砂糖だ。「もともと自然界にはなかったもの。人間の体は急激に血糖値が上がることに耐えられないのです」。
不調を感じている人は、まず2~3週間、昼食と夕食の糖質を制限するよう溝口さんは勧める。「糖尿病の治療で血糖値を下げる薬を飲んでいる人を除いて、誰でも安全にできます」。白米やパン、甘いものを食べないで、その代わりに肉や魚、豆類を食べる。「ダイエットのために肉を食べないという人がいますが、たんぱく質はもっと取るべきです」。
男性の場合、障害になるのは昼食だという。丼ものや麺類をやめて、総菜の多い弁当や定食に変更する。夕食で居酒屋に行くなら肉、魚、豆などを積極的に食べて、ご飯ものは頼まない。
低血糖症は、残念ながら一般的な健康診断や人間ドック
では分からない。下記の項目に心当たりがあれば、
低血糖症の予備軍かもしれない。チェックしてみよう
一方、女性の場合は、甘いものが手放せず挫折する人が多い。空腹時にチョコレートなどを食べると、血糖値が一気に上がる。おやつはナッツや、チーズなどのたんぱく質がいい。「甘いものを食べたくなったら体を動かしましょう」。
食べる順序も大切だ。「懐石料理やフランス料理のイメージで食べてください」。たんぱく質や食物繊維 を先に取ると、血糖値の上がり方は緩やかになる。パンを食べるなら、その前に豆乳を飲むだけでも効果的だ。
運動も取り入れよう。「食後にすぐウオーキングするなど筋肉を動かすと、糖が使われ、インスリンの分泌が少なくてすむ。低血糖症でうつ症状がある人も、山登りをしているときにおにぎりを食べても症状が出ないことがあります」。 数日間試しただけでも、眠気ややる気の低下といった症状が改善し、快調に過ごせることを実感するはずだ。「低血糖症のほかにも、鉄や亜鉛不足でもうつ症状は現れます。食事を見直すことは、体の健康だけでなく心の健康にも直結するのです」。
アドバイザー
溝口徹さん
新宿溝口クリニック院長。神奈川県出身。福島県立医科大学卒業。日本初の栄養療法専門クリニック「新宿溝口クリニック」を開設。栄養学的アプローチで精神疾患の治療に当たる。『「うつ」は食べ物が原因だった!』(青春出版社)など著書多数。